2008年11月14日

ここまでの反省、空調編

空調はスタジオのグレードに直接関係する大事な、大事な問題。
最終的に2社と交渉したが、幾つか面白い事がわかった。

最初の打ち合わせは、慣れない会話が多い為か、ピントの合わない雰囲気だったが、基本的に大手電機メーカーの系列下や子会社にあたるので、後日、電機メーカーの研究機関と言うか技術部門と言うか‥‥そんな部門からの情報のフィードバックがある様で、ちゃんと足並みを揃えてくれる。さすが、全国的なネットワークだ。
ただ、問題なのは、やりとりをしている時間が長いので結果的に時間がかかってしまう。土日もお休み‥‥

しかし、最終的には、こちらの要望をばぼ満たしてくれる図面を書いてもらった。
ノウハウの問題としては、多少の不満もあるが、おおむね良好だと思う。後はその場に合ったダクトやチャンバー(消音器)を含めて、トータルな空調システムの完成度が高ければ、とりあえずの文句は無い。
ダクトやチャンバーを作るのは意外に難しいらしく、それなりの職人技が必要と言われている。
オーディオの為の空調自体、殆ど需要のない仕事だと思うので、何時でも、何処でもとはいかないが、最終的にはなんとか対応してもらえると思う。

思ったより意外だったのは、空調機を扱う人とダクトやチャンバーを扱う人がはっきり区別されていて、会話が2度手間、3度手間になることが多い。空調屋さんの下請けの様な形でダクト屋さんが参加するので、ダクト屋さんが打ち合わせに参加する事は無かった。一度くらいは参加して欲しかったが‥‥そんな習慣なのかな〜、けっこう大事なことなんだけどな〜

せっかく書いてもらった空調図面だが残念な事もある。
最終的に予算の問題で、メインフロアー以外は一般空調になりそうだ。なるべく完璧を目指したが‥‥そうも行かなかった。
一般的な感覚からすると、スタジオの空調は異常な程ほど高価なのでどのレベルで妥協するかは、非常にむつかしい判断だった。

しかし、あとあとの事を考えて、ダクトやチャンバーの貫通用の穴は開けておく。
これだけでも、いざというときのグレードアップには最大効率で対応出来るはず‥‥ベー

結論、(まだ工事は出来ていないが)、中央の研究機関とのパイプを持つ業者が見つかれば、全国的にある程度の対応してもらえそうだ。
‥‥多少、時間はかかると思うが。


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